マンションリサーチ社で保有する東京23区の中古マンションの募集価格データを区別に分類して、平均平米単価を算出して、その23区別の平均単価の推移をグラフ化したものを第21回で示した。

さらに、区別の平均平米単価の上下の動きを、区間で関係性があるかを調べてみることにした。

つまり、ある区の平均平米単価が値上がり(値下がり)するタイミングと、別の区の同値の動きがどれくらい類似しているかを調べた。その一部を第22回でご紹介した。

今回は、それらの一覧を公開する。

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23区それぞれの相関関係を調べてみた。(相関の考え方については、第21回第3回で述べたので参考にしてほしい)膨大な数のため、表が見にくいかもしれないが、ご勘弁いただきたい。

こうしてみると、第22回で述べたように、港区の他エリアとの相関の低さが目立つ。

逆相関を表すマイナス表記が11エリアもある。つまり、港区が上がると下がる(あるいはその逆)の関係にある区が約半数の11区もあるということだ。

一方、相関係数が0.9を超える、つまりほとんど同じ動きをする数字が多いのが、渋谷区だ。港区との関係を除けば、ほぼすべてが0.8以上の相関係数で(台東区のみ0.79)、東京23区の動きをもっともとらえていると言えよう。

吉崎 誠二氏
吉崎 誠二氏
  不動産エコノミスト 社団法人 住宅・不動産研究所 理事長   不動産・住宅分野におけるデータ分析、市場予測、企業向けコンサルテーションを行う傍ら、全国新聞社、地方新聞社をはじめ 主要メディアでの招聘講演は毎年年間30本を超える。

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